プロフィール
名前:Line Break(ラインブレイク)
一言:Line Break は釣りを中心としたアウトドア活動を行う、三重大学の公認サークルです。
ブラックバス釣りの好きな人達の集まりから始まったサークルですが、 最近では、バス釣り、海釣り、浜遊び、キャンプ、さらに冬季はスノボーなど、アウトドア活動全般を楽しんでいます。 サークルの公式活動は、主に土曜日に行っていますが、それ以外の日にも、仲間同士で声を掛け合って活動しています。
 当サークルは、釣りの初心者から、筋金入りの釣り好きまで、 幅広いレベルの人が楽しんでいます。 それまでは釣りの経験がほとんどなく、サークルに入ってから始めて、その魅力にすっかりはまってしまった人もいます。
  釣り以外にも、バレーボールしたり、フットサルしたり、ボウリングしたり、カラオケ行ったり、飲み会やったり・・・楽しいこと・ 面白いこと大歓迎のサークルです。

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2013年09月20日

トカラサバイバル釣行記 迷走編


1)出発!
遂に、出発の日(8月15日)を迎えました。
この日までに、弁当の注文・荷物の無事な到着を確認することができていまいた。
そのため、トカラ部隊に残されたミッションは無事に津−鹿児島間1100kmを駆け抜け7時間の船旅をすることだけが僕らの使命です!
これまでのバイト・バイト・バイト・研究室・仕掛け作りの毎日に比べればトカラメンバーにとってそれほどたいしたことではありません。
特に、横田は凄かったです。彩華ラーメンを補給後ひたすらに走り続け広島までひとっ飛びで着きました。
気付けば、関門海峡を越え九州を南下、遂に鹿児島に辿り着きました!津を出発して12時間、ココまで最高に順調です!

2)鹿児島にて

ここまで運転を頑張ってくれた横田はここで電池切れ。眼を開けたまま死んだように動かなくなってしまいました。横田お疲れ様!君の無念の分までトカラで闘うからな!
鹿児島でする事は2つあります。
@中之島磯泊まり中の食料の買い出し
A島では買えない釣り餌の買い出し
とおまけの釣具屋巡り!


(足りるわけない食糧)
まず@です。今計算すると1日3食きっちり食べるとすると15食分/人を買わねばなりませんでした。4人ですので15×4=60食分という莫大な量の食料が必要です。しかし、僕らは、せいぜい一人6、7食分しか買いませんでした。
足りない分は、自給自足と軽く考えていました。
これが、後々の磯生活に大きく響いてきますがこの時は知るよしもありませんでした。
次にAです。
鹿児島の釣具屋はスケールが桁違いでした!
充実した底物&磯釣り用品!大衆店(遊のような店)が24時間営業!
中古屋には見たこともないほどゴツいクエ竿
エサは大量&格安(サバ一本60円、サンマ・サバのトロ箱売り・激安イカブロック&キビナゴブロックなど)
ここで十分なエサを買うことができ本土でやるべきことは全て終わりました。

遂に、「フェリーとしま」に乗船し本土を離れます。
夜の23時に鹿児島を離れ到着は次の日の6時です。約七時間の船旅です。

3)いざトカラへ

古川さんは、フェリーに乗り込むと出港を待たずして死んだように寝てしまいました。
声を掛けても、揺らしても起きません。運転お疲れ様でした。おやすみなさい。
残った3人で出港を見届け、ひとしきり写真を撮った後で床につきました。
フェリー内はすさまじくクーラーが効いており毛布を掛けなければ寒い程ですが寝付くには最適でした。
次に、眼を覚ますとトカラ列島第一の島、口之島です。
ここまで6時間半です。トカラ名物堤防の壁画も見ることが出来ました。
そして、口之島を出港すること約45分、すぐに目的の島、中之島に到着です。

(お世話になった海遊倶楽部)
荒い溶岩の磯・巨大な堤防・南国の植物が生い茂る山々、船のタラップを降りるとそこは南国です!
港には、今回お世話になる宿“海遊倶楽部”のおばちゃんが迎えにきてくれていました。
早々に、島に送った大量の荷物について苦笑いをされました。迷惑を掛けてすみません。
車で宿まで連れて行ってもらう際に車窓から見えるものは、ガジュマルの木々・島バナナ・ヤシの木、クワズイモなどで本当に南国にきたんだなーというのを実感しました。
ここから、宿で車を借り磯探しです。
ある程度ポイントについては4つほどに目星をつけており、この日の内に全て偵察を済ませ明日の朝一でポイントに乗り込む予定です。
まず目指すは、“荷積崎“です。集落から最も近いポイントです。
島の外周を走る道を港から時計回りに廻って行こうと考えていました。
こうして、ポイント探しがスタートしました。

4)ポイント探訪inヤルセ灯台
南国の木々、美しい蝶、真っ赤な鳥がいる森の中を走り皆のテンションはMAX。話が弾みます。そんなこんなで走ること10分。「もうすぐで荷積崎だ!」というところで道を塞ぐ巨大な土砂崩れ。一同唖然です。


これ以上先へ進むことは出来ないので逆回りで進みたいのですが、逆回りの道もどうやら数年前に路面崩壊しており通行できないようです。
通行できる数少ない道を探し危険な落石がゴロゴロある道を抜けてやっとこ辿り着いたポイントは“ヤルセ灯台下”。
前情報では、
・磯が広く好ポイントが集中している。
・徒歩でも入りやすい!
・釣れる魚はロウニンアジ・アラ・イシダイ・イソマグロ

と最高の条件です。
他が駄目でもここならと考えていた磯です。
目の前に広がる白い灯台!黒潮まっただ中の海!否が応にも期待感は高まります。
「さて!磯まで降りようか!」
まず驚いたのは、一面の笹原地帯です。自分の背丈を超える笹の中に入ると方向感覚を失います。笹原を掻き分けやっと海岸線まで到着した先にはロープが結ばれており過去に人が降りた形跡がありました。
しかし!降りられそうな所でこんな感じです!

垂直に切り立つ崖をロープにぶら下がるようにして降りなければなりません。
ど こ が 入 り 易 い ん だ よ ! !
入る磯がまったく見つからず岬まわりをぶらぶら歩いているとヤルセ灯台向かって左側の磯がなんとかなだらかで入れそうでした。
一安心して、海を眺めているとロリさんが叫んでます。
ロ「あれ!魚じゃない!!??」 
他「!!」
足元のサラシには60cmほどあるヒラアジが、群れになってボ イ ルしています!
一同「トカラのポテンシャルすげー!」
とか今後の釣りに胸を膨らませました。
上陸一日目終わり

5)ポイント探訪in草瀬
草瀬
「中之島北西側の磯で最も広い。」
「対象魚:イシダイ・ヒラアジ・アラ・シブダイ・フエフキ」
「航空写真での磯の様子は良好!ドン深とリーフ!」


歩 い て 行 け る が 、瀬渡し船を利用した方が望ましい

この地磯を探すために費やした時間。レンタカー代。体力。
全てを費やしても結局到達することすらできませんでした。
1日目にも4時間ほど頑張って探したのですが、不気味な密林の中で自分のいる場所がわからなくなってしまったり、車が泥にはまりスタックしたりと踏んだり蹴ったりでした。
2日目も綿密な計画を計画を立てて臨みましたが草瀬を見ることすら叶いませんでした。



-------------あまりに深い笹原と小高い丘
    直線10m進むのに10分以上かかる厳しさ
     ------------------有刺鉄線
           有刺鉄線を越えねば海には出られない
-----------------------20mの崖
        着いたと思えば足元から無くなっている現実

 歩 い て 行 け ね え よ ! !

恐ろしい地磯でした。島民ですら行けないというだけのことはあります。
しかし!漁師の方曰く
「あそこに行ければ絶対釣れる!」と言っていたのがとても印象的でした。

6)ダニの脅威!

(全部ダニです!)

(男同士でいちゃついているわけではありません。ダニ取りの毛づくろいです。)
結局、もうポイントを探している時間が無いので昨日見つけた灯台向かって左側の磯に入ることにしました。
ひとしきり荷物を磯に降ろしたところで気づいたのです。その違和感に。
足を這い回る無数のダニ!ダニ!ダニ!ダニダニダニダニダニダニ・・・・etc
おぞましいとはまさにこのこと。こいつら厄介なことに取ろうとすると皮膚に硬く抱きつきます。皮膚を削るようにしてとってゆきます。頭が狂いそうでした。
しまいには、ホクロさえもダニに見えてきてカリカリカリカリカリカリカリカリ。
「クソッつ!!なんだこいつとれねえぞ!」
カリカリカリカリカリカリ
「ホクロか。」
「はあ・・・(帰りてぇ)。」
みたいなことを何度もやりました。
この磯での3日間は本当にダニとの戦いでもありました。
この日、僕が釣りを始めるころには完全に夜になっていました。
7)おどろきの連続・夜戦
この磯は非常に釣りにくいのです。

上記のような磯で釣りにくいなんてもんじゃありません。
とりあえず激浅なのです。多分、干潮時で2〜5m程度の水深しかありません。
こんなとこで、底物つれるのか!?というレベルです。
まあ、トカラきてやらないのはということで渋々釣りを始めると・・・・
古川さんがHIT!
なんかついてるようですがあんまり引いていません。ウツボっぽいので自分の竿に集中していると。
古「アラや!!!」
石「え!??」

古川さんが上げたのはなんと立派なハタです!
そんな簡単にハタ釣れるのか!
開始すぐに釣ってしまったのです!
僕も最初のモチベーションが低かったぶん俄然やる気が出ます。
数分後、僕の竿にも大きな当たりがありましたが素針を引いてしまいました。
「魚はいる!!」
そう確信して釣り続けると古川さんにHIT!
こんどは、可愛らしいヒメフエダイです。
シガテラ毒魚らしいですが知らずに次の日に食べてしまいました。
釣りしながら空を見ていると素晴らしい夜空
人口の光が無いとこんなに星が見えるんだーと感動しました。
しかし、少し経つと沖の方がにわかに暗くなり星が見えなくなったと思ったら突然、バケツをひっくり返したような豪雨です。一度なら何とかなるのですが3.4度もこのスコールに襲われると南方に来ているのに骨の髄まで凍てつきました。
結局、夜明け前にはブルーシートタープの中に逃げ込んで釣り終了です。
上陸2日目終了

7)魚群トルネード
午前中は、日差しから逃げるようにしてブルーシートの下でひたすら寝てました。
午後になり目を覚ますと、古川さんがフカセをしています。なんか釣れてるようです。
ぼーっと釣りの様子を見ていると古川さんが撒いた餌の周りに50cm以上の魚が群れになり”渦”を作っています!水族館で見るアレです!
一気に目が覚め自分もカゴ釣りの準備をはじめました。
ダイワ5千番遠投リールにタマン竿10号
道糸PE10号 ハリスNA6号 
最強でしょ!と思いながら釣りを始めると突然25号の浮きが消し込みます!
ギューーーーーーーーン。 ふわ。」
ばれました。Orz
もういっちょ!
・・・・・数分後
はいった!
ギューーーーーーーーン。ふわ。」
あっさりハリスが切られてしまいます。ここでハリスをNA10号に
少し時間が経って浮が入りました!
「ギューーーーーーン!」
(お!少し浮いた!)
あとはひたすら強引にポンピングとごり巻で寄せます。
釣れたのは、50pくらいのナンヨウカイワリです。
あんまり大きくないくせによく引きました!
この魚は、夜に餌にしようと直ぐにスカリへ
釣りを続けると浮きが入りました!
「ギュン!ギュン!ブチッ。」
奥のシモリに擦れたのでしょうか道糸から切られてしまいました。
残念ながら、ウキが無くなってしまい波が高くなってきたのでここでカゴ釣りは終了です。
釣っていたところも大したとこではなく小さな湾内でしたが、魚影はとても濃かったです。この日、僕が寝てる間に横田がカスミアジを釣っていましたがその様子は横田ルアー釣行記で!

8)夜釣り・地獄篇
この時、誰も天気予報を確認できなかったため知らなかったのですが、奄美沖にあった低気圧が台風に変化していたのです!
そのせいで、猛爆風&スコールが徐々に強くなってきました。
爆風は、24時間休むことなく海から吹き続け体毛に塩の結晶が出来る程でした。
この日の夜釣りは、安全を考慮して絶対に波が掛からないであろう超高場に釣り座を構えました。
開始早々からの暴風雨。こんな中釣りをするのか・・・・。という感じです。
ておおまけに岩が全て尖っており座ると尻に突き刺さってきます!
窪んでいるところは雨が溜まり川の様になっているためなかなか身を隠しても滝に打たれるようです。

(ロープ釣りの様子)
震えながらエサ(イスズミ40cm)を回収しても全く音沙汰無いのでそのままぶっこみます。

開始3時間・・・・。限界でした。
早々に切り上げてブルーシートへ。
こんな厳しいコンデションの中でも古川さんはチャイロマルハタ(?)&バラフエをあげましたが僕は全く見ていないのでその時の様子は「さかなお天国」で!
今思い返してもとてもキツイ夜でした。
3日目終了

9)限界のはじまり
朝起きても皆元気がありません。
毎日の日課である体のダニ取りを終え、少ない食糧をジャンケンで取り合います。

海を見れば台風の影響でサイダーの様に泡立った海が一面広がっています。
「水ってこんなに泡立つんだー。」と感心するほどです。
ヒラスズキが居れば最高のコンデションでしょうが残念なことにトカラには生息していないのです。

毎日何度も、崖を登り、ダニがわんさかいる笹原をやぶ漕ぎして食糧のあるテントまで行かなければなりません。
最初は、大したことありませんでしたが磯生活3日目になるとこの道のりがとてもきつく行くだけで疲労困憊でした。

(*注 粉ポカリです。)
「限界が近いな。」というのを誰もが感じていました。
皆、奇行が目立ちます。
う〇こも勝手に出てしまうか全くでないかの2択です。体調が悪化しています。


ここで僕らは気づいたのです!
釣りにトカラまで来たのに、今ではサバイバルがメインになっているということに!
生きるのに必死です。
この日は、後半戦の磯を探しに行き竿を出さずに一日終わりました。
最初で最後でしたがこの日はテントで寝ました。
この日の夜は台風の影響で凄まじい豪雨でしたが横田だけは、野外で寝ていました。
正直、次の日の朝あまりにも動かないので死んでるのではないかと心配しました。
4日目終了

後半戦の3日間の釣行記もすぐ書くのでもうしばらくお待ちを!


posted by LineBreaker | Comment(7) | 遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
画像おもしれーw
ナンヨウカイワリトルネードみたかったわー
写真撮ってないんだよね?
Posted by 横田 at 2013年09月20日
めっちゃ面白いやんwww
このジャンクな感じたまらんね!v(´▽`v))))))

続篇も楽しみにしてます<m(__)m>
Posted by 最近釣りに行けないB:B at 2013年09月21日
〉B.Bさん
僕の人生でもだいぶジャンクな経験になると思います(^ω^)
釣りは全く上手くなりませんでしたが、タフさは二回りくらい成長した気がします笑

〉よこたさん
もはや一ヶ月も昔のこと。
写真を見ても懐かしい記憶です。
寝てないでもっと釣りすればよかったと後悔しておりますが、あの時は限界でした。


Posted by いしい at 2013年09月21日
今気付いたけど、磯の画像自分で書いたのか!
気合い入りすぎ!!
Posted by 横田 at 2013年09月21日
釣行記お疲れさま
2枚目マップのゆるい感じもいいね!

この情報で中之島の釣りを楽しめる人が増えるんだろな〜
Posted by ロリ at 2013年09月23日
この記事
過去数年のなかで最優秀釣行記に選びたいくらいの傑作だろ(笑)

相変わらず魚釣れんけど...
Posted by 最長老 at 2013年09月24日
>ろりさん
是非、来年の卒業釣行でリベンジ行って下さい!
>ヅメ大先生
魚はぜんぜん釣れないので釣りの記録要員で連れてって下さい笑
Posted by いしい at 2013年10月02日
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